「論語とリハビリ①」学びて時に・・・

名古屋でPT(理学療法士パーソナルトレーナー)をしています、

ふっくんです。

 

友人からのプレゼントとしておススメ本、

渋沢栄一:「論語」の読み方 人生の算盤は孔子に学べ(三笠書房

をいただきました。

 

少しずつ読んでいます。

こういうのは一気に読むより、

少しずつ、常々読むほうが好きです。

身に染みわたる気がして

(決して読むのが遅いわけではないと言い聞かせる・・・)

 

さて、渋沢栄一は幕末-明治を生きた実業家、

500近くの会社の設立に携わっているそうです。(すごい!)

一方、論語は紀元前551年に生まれた魯の国(今の中国・山東省)の思想家・孔子とその弟子たちの発言や行いをが死後にまとめられたもののようです。

 

2000年以上経ても読み継がれる道徳書・倫理書で、

渋沢栄一はこの「論語」を座右の書・人生の指南書としていたとのこと。

これは論語が難しいようでいても

「一言一句、実際の日常生活に応用がきく」ためだと述べています。

 

こんなに長く読み継がれて、渋沢さんのような偉人もおススメしているなら

間違いない。

最近では大阪桐蔭から中日に入った根尾選手が

渋沢の「論語と算盤」を読んでいたことでも話題。

根尾さんも読んでたなら

間違いない。

 

そんなわけで、せっかくいただいた本なので

自分も実生活に生かしてみようと思います。

 

論語はこの一節から始まり、

日々勉強して、よい友をもつ、これが人生最上の楽しみだと述べています。

 

「子曰く、

 学びて時にこれを習う。また説ばしからずや。

 朋遠方より来るあり。また楽しからずや。

 人知らずして憤らず。また君子ならずや。」

 

渋沢訳を読んだ私訳

(先生はおっしゃった。

学んだことを復習して、生活・仕事に活かす。めっちゃ役に立って嬉しいやろ。

近くの人だけでなく遠くからも(学)友が来て、語り合い、討論しあう。

いろんな発見や刺激があってめっちゃ楽しいやろ。

自分の実力や、自分のやり方を、周りが理解してくれないからって

うらんだり、怒ったり、攻撃するのはカッコよくないわさ。

自分の成長を楽しみながら自分のできることをするのが

立派な人の過ごし方なんやで。)

 

リハビリで言いますと

自分で文献を読み、技術の練習をし、研究をして学びを深めることで

患者さんの役に立てる。

 

勉強会に参加したり、自分で勉強会を開いたり、学会で発表したりする中で

いろんな意見を交わし合う。それがまた患者さんの役に立つ。

 

自分のやり方や手技・流派・派閥などにこだわって他者を批判するのではな

また周りと比較して焦ったり、周りの目を気にして行動をやめたりするのではない。く、

自分にできることを一つずつこなしていくことが大事なんだよ。

 

そう自分は受け取りました。

 

 

他者の目線を気にするのではなく、

自分軸で一歩ずつ。焦らず学びを深めたいと思います。

 

このブログはその一環。

気になった方は遠方よりお越しくださらなさらなくても結構ですので

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