2018.2.5の臨床日誌
本日は通所リハ。
雪がチラつく朝、開所直後はなんとなくドタバタした雰囲気。転倒が発生しそうな予感を感じ、気を張る。こんな日はどっと疲れを感じてしまうが、幸い大きな事故なく一日を終えたのでそれだけでも良し◎
臨床はトレンデレンブルク歩行の方に対し、立位で患側股関節外転の促通をすると即時的に改善が得られた。
ポイントは
・立位であること、
・下肢の外転ではなく骨盤の対側への移動を促すこと、
・ボールを肋木に押しつけることで移動感、力感が生じること(筋収縮ー運動結果の関係性がわかること)
と言ったところか。
ただし結果は出たけどそもそもトレンデレンブルクが出る原因の解釈が出来ていない。だって股関節疾患でないんだもの。使い方の「再教育」が重要なのだろう。
もう1人、1月からの利用者。
自分は休み、祝日の関係もあり本日が初担当。
別のデイケアから移って来られた方。
前のデイケアへの信頼があり、寂しそうな様子+ここはしっかり見てくれんのか?的な雰囲気。
ここは迷わず傾聴・共感の一手。
実際、自分がやむにやまれぬ事情で気に入ってる場所から離れたら落ち込むもん。
お身体の状況、前のデイケアの様子など聴き、訓練を組み立てる。
主訴・状態から運動を提案し、何故この運動が重要なのか3つの理由を説明。
呼吸のキューイングが上手くいかなかった印象はあるが表情は明るくなったのでとりあえずは一安心。
座位でも正中線に傾きがあるが今度ひめトレ®︎も試してみたい。呼吸のキューイングが上手くいかないのはお互いの課題としよう。
夜は勉強会の企画会議。
今日も頑張った一日。
明日ももっといい日にしよう。